現代車、新車12車種の物量攻勢へ…復活ペダル踏む
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.03 11:22
鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長(80)が2日、新年のあいさつで「(2007年以降年平均6、7車種だった新車を)今年は12車種に大幅に拡大する」と述べた。これは現代車グループ設立以来最も多い。現代車はSUV、起亜車はセダンの新車で国内市場でシェア拡大を狙う。また現代車とBMWが同時に韓国市場で電気自動車のラインナップを増やし、この分野で激しい競争が予想される。
鄭会長が最初に言及した車種は中型SUVのサンタフェ。鄭会長はこの日、「現代車グループは今年、現代車新型サンタフェおよび大型SUVを発売し、世界各地域でSUVラインナップを強化する」と明らかにした。早ければ2月に国内で第4世代サンタフェの販売に入る。昨年グローバルSUV市場で振るわなかった現代車としては、サンタフェは販売不振を克服する「カギ」となる。サンタフェは年内に米国市場に出した後、年末または来年初めに中国でも販売する。
サムスン証券のイム・ウンヨン研究員は「この5年間にグローバル中型SUV市場は86%(650万台→1220万台)拡大したが、サンタフェはむしろ販売台数が24万4000台から24万2000台に減少した」とし「現代車の米国販売台数の19%を占める新型サンタフェが成功してこそ、現代車のグローバル実績も反騰する」と述べた。鄭会長が真っ先にサンタフェに言及した理由だ。