「売国奴と言われながら作り上げた韓日関係…両国首脳が回復してくれたら」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.22 10:49
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金鍾泌元首相が21日、ソウル・新堂洞の自宅で韓日関係について話している。彼は「歴史はいくら覆い隠そうとしても隠せない」と話した。
金鍾泌(キム・ジョンピル)元首相は韓日国交正常化の解決者だった。1962年11月12日の金鍾泌・大平会談がその舞台だ。当時金元首相は中央情報部長だった。水面下で2人は「対日請求権と対韓経済協力資金」を6億ドル+アルファで合意した。当時の朴正熙(パク・チョンヒ)最高会議議長が与えた指針は8億ドル。当時の日本の外貨準備高が14億ドルだったという点を考慮すれば少なくない金額だ。請求権資金が解決され2年6カ月後の65年6月22日に韓日基本条約が調印された(調印当時確定した請求権金額は8億ドル)。
金元首相は21日その日の鮮やかな感慨と、今日の行き詰まった両国関係を行き来しながら朴槿恵(パク・クネ)大統領と日本の安倍晋三首相に激情的な助言を惜しまなかった。
――いまの韓日関係はどんな状態ですか。