「北の核実験に反対」…韓中会談の成果、この一行にかかる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.30 10:31
核実験の中断後、核凍結と非核化プロセスは6カ国協議の枠で解決しようというのが中国の立場だ。中国は今回の首脳会談でも、6カ国協議を通じた北核交渉進展の必要性に言及する可能性が高い。先月末、習主席の韓国訪問を協議するために訪韓した王毅外相も「中国は韓半島非核化の早期実現のために責任ある役割をする準備ができている」と述べ、北朝鮮の核問題を集中協議した。外交部の関係者は「中国は『会談をすることに高い敷居を設ける必要はない』という考え」とし「ひとまずプロセスを持っていかなければいけないという考えは6カ国協議当事国すべての考えだが、まだ隔たりがある」と述べた。
しかし習主席が北朝鮮に先立ち韓国を先に訪問し、高強度の圧力を一度に加えることに負担を感じるかもしれない、という分析も出ている。中国の態度変化にもかかわらず、まだ中国の根本的な対北朝鮮政策が変わったわけではないという点も、こうした観測を後押しする。