数年前まで韓国が上回っていたが…外国人が日本を訪れる5つの理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.06 09:08
「トイレの清掃では便器を見るのではなく便器に実際に座ってみる。お客様の視点でサービスを深く考える…ドアマンは到着したタクシーのメーター器からチェックする。空港から来たのか付近の地下鉄駅から来たのかを考えてこそ適切な言葉をかけることができる…クレジットカードを受ければカードに書かれた名前を確認して『○○○様、有難うございます』と話す…常に正しい姿勢で対応しながらお客様の動きを絶えず観察する。お客様を30秒以上待たせてはいけない…メニューを決めれば緊張が解けるので、ウェイターはお客様の後ろ姿からでもメニューを決めたかどうか判断できなければいけない」。
帝国ホテル、ニューオータニホテル、ホテルオークラで30年間勤務したホテリアーが紹介した日本のホテルの接待マナーだ。「おもてなし」と呼ばれる日本の「誠意を込めた接待」は外国人観光客をめぐり韓国と競争する日本が装着した「最高の武器」だ。
日本を訪問する外国人観光客が増え続けている。2014年(韓国1420万人、日本1342万人)まで韓国が上回っていた外国人観光客数は2015年(韓国1323万人、日本1974万人)に日本に逆転された。昨年は韓国が1724万人、日本は2404万人だった。日本観光庁によると、日本を今年訪問した外国人観光客数は先月15日にすでに2000万人を超えた。昨年は10月30日に2000万人を超えたことを勘案すると、「今年は3000万人に迫る勢い」(菅義偉官房長官)という。2009年-2014年には韓国に遅れを取っていた日本の外国人観光客誘致作戦が破竹の勢いで韓国を圧倒する雰囲気だ。