韓国ゲーム盗作する中国企業、ヒット・アンド・アウェイ戦略
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.27 10:27
世界最大のモバイルゲーム市場である中国で韓国のゲームを盗作したゲームが雨後のたこのこのように出てきている。ゲームは昨年韓国のコンテンツ産業輸出の半分以上の3兆8128億ウォンを占めたドル箱商品だが、中国での著作権侵害にはお手上げの状況だ。
昨年12月に韓国で発売されたPCオンラインゲーム「ツリーオブセイヴァー」は中国のゲーム会社が作ったコピーゲームのために頭を痛めている。
韓国のゲーム企業IMCゲームズが開発したツリーオブセイヴァーは植物で覆われた世界で女神を探し旅立つ冒険を描く多人数同時参加型ゲーム(MMORPG)だ。中国市場進出を控え中国アップルのアプリケーションストアではツリーオブセイヴァーのキャラクターとゲーム方式のほとんどをコピーしたモバイルゲーム「迷城物語」がすでに21万件もダウンロードされた。アプリストアの売り上げ順位も中国国内21位だ。ツリーオブセイヴァー韓国国内パブリッシャーのネクソン関係者は「ゲームイラストとこれをデジタルコンテンツにしたグラフィックソースはゲームの核心知的財産権(IP)だが、これを無断盗用したもの。法的措置を検討している」と話した。