<朴大統領国会演説>米国と共助、韓日米3角協力、中露とは連帯構想
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.17 08:41
朴槿恵(パク・クネ)大統領が16日の国会演説で、開城(ケソン)工業団地全面中断措置を「開始にすぎない」と述べた。朴大統領はすでに高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の導入を決定した。カギは北朝鮮への圧力を具体化する次の選択が何かだ。
朴大統領は北朝鮮を変化させるための「強力かつ実効的な措置」を約束し、「この過程で我々は同盟国である米国との共助はもちろん、韓日米3国間の協力も強化し、中国・ロシアとの連帯も重視していく」と述べた。米国には「共助」、韓日米には「協力」、中露には「連帯」と、それぞれ違う言葉を使った。北朝鮮の核実験(1月6日)後の先月13日の国民向け談話発表で「厳しく大変な時に手を握ってくれるのが最上のパートナー」という表現まで使い、中国の協力を要請したのとは違う。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「米国・日本はすでに強力な独自の北制裁案を出し、我々の対北圧力に速度・強度を合わせている。今後これを履行する過程で包括的な協力が行われるだろう」と説明した。