【コラム】大統領の恨=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 14:27
親朴の内部に覚醒はある。座長の徐清源(ソ・チョンウォン)議員(京畿華城甲)の発言は印象的だ。「私からすべてを拭い落とす。野党との対話と妥協、共生できる新しい人物で党代表職と院内代表職を満たさなければいけない」。彼は現役最多の8回当選だ。徐清源の処理方式は親朴後退論だ。その言及は微妙な波紋を呼ぶ。親朴の中心にいる崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)議員(慶北慶山)との見解の違いのためだ。崔ギョン煥は非朴・親朴の共同責任論に執着する。徐清源の発言は与党内部の変化を暗示する。親朴内の首都圏-TK(大邱・慶北)間の破裂音も聞こえる。
セヌリ党の派閥対立は進行形だ。親朴は派閥解体宣言をしなければいけない。そのような自発的な行動が反転を作る。それが朴大統領を保護する防壁となる。崔ギョン煥の傷の回復も可能だ。