「特許満了する薬品特許延長するな」…サムスンが多国籍製薬会社相手取り初の訴訟
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.05 10:59
サムスンバイオエピスが多国籍製薬会社アブビーを相手取りにリウマチ関節炎治療剤「ヒュミラ」の特許無効訴訟を提起した。
サムスンバイオエピス関係者は4日、「リウマチ関節炎と乾癬などを治療するヒュミラの適応症が新物質や技術ではないということを法的に確認するための訴訟」と説明した。サムスンが多国籍製薬会社を相手に特許無効訴訟を起こしたのは今回が初めてだ。
リウマチ関節炎治療剤ヒュミラの物質特許は欧州で2018年に満了する予定だった。しかしアブビーは後発企業が薬効が同じで価格の安いバイオ後続品を市場に出すことを防ぐため同じ物質に対し乾癬などの適応症特許を追加した。そして特効終了時期を2022年に延長した。