【コラム】大統領の恨=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.28 14:27
良い時期は終わる。政権は委縮した。4・13総選挙の惨敗は権力の風景を変えた。権力の言語は変わった。朴槿恵(パク・クネ)大統領の言葉は切実だ。しかし挫折と無力感が混ざってあふれる。「大統領にできることはあまりなかった。…あれほど哀願して訴えたが、ほとんどできなかった…任期を終えれば非常に大きな恨を残しそうだ」(26日の報道機関編集・報道局長団との懇談会)
訴えた対象は大統領アジェンダの処理だ。それはサービス法と労働改革(派遣法)の国会通過だ。哀願は失敗した。障害物は国会先進化法だ。その法は怪物だ。議決定足数は奇形的だ。過半でなく5分の3(180議席)。第19代国会の間、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と与党セヌリ党は怪物に苦しめられた。