金日成バッジを付けない金正恩 なぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.22 10:42
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が6月に入り、金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)バッジを付けずに公開的な席に現れる事例が相次いでいる。
北朝鮮で「肖像徽章」と呼ばれる金日成・金正日バッジは「白頭(ペクトゥ)血統」(金日成の家系)偶像化の核心道具。党と主席に対する忠誠心の表示とされ、北朝鮮では地位の上下に関係なく毎日バッジを付けなければいけない。海外を行き来する外交官をはじめ、スポーツ選手も例外でない。