<インタビュー> ファリード・ザカリア氏「強い中国が米国に有利」(1)
米大統領選の真っ只中だった今年5月、バラク・オバマ民主党候補が忙しい中でも本を持ち歩いているのが話題になったことがある。 当時オバマ氏が耽読していた本はファリード・ザカリア・ニューズウィーク誌国際版編集長が書いた『アメリカ後の世界(The Post-American World』だった。
米国の若いスター国際政治学者、コラムニストとしてオバマ氏の国際情勢認識にインスピレーションを与えているザカリア氏に16日、ニューヨークのニューズウィーク16階のオフィスで会った。