韓経:世界40~50国で船舶抑留・入港拒否…韓進海運、出港「全面中断」(2)

韓経:世界40~50国で船舶抑留・入港拒否…韓進海運、出港「全面中断」(2)

2016年09月01日10時44分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  ◆海上運賃、一日で50%以上暴騰

  韓進海運が30日から韓国を出発する路線についてのサービスを中断しながら海上運賃が揺れ動いている。海運業界によれば韓進海運の主力路線である釜山~米国ロサンゼルス(LA)間のコンテナ船運賃は韓進海運のサービス中断の情報が伝わりながらFEU(40フィート規模のコンテナ)あたり1100ドル(約11万円)ラインから1700ドルへと55%ほど上昇した。韓国からパナマ運河を経て米国東海岸へ行くコンテナ路線の運賃はFEUあたり1600ドルかで一日で50%上がった2400ドルを記録した。企業の負担が大きくなったのだ。

  局地的には運賃がはるかに大幅な上昇もしている。国内の某大企業は韓進海運の運航中断によって突然、代替の海運会社を探す過程で相場の2倍価格を提案されたという。海運業界の関係者は「韓進海運の退出で船舶運航が減れば、船舶運賃価格が急騰する可能性がある」と話した。

  ◆輸出企業も非常事態

  企業の動きも慌ただしくなった。特にコンテナ船の運送割合が高いテレビ、家電業界は尻に火がついた状況だ。サムスン電子は韓国から北米に輸出する家電物量の40%、LGエレクトロニクスは20%ほどを韓進海運に任せている。サムスンとLGいずれも韓進海運に代わる海運会社探しを始めたという。

  自動車業界は部品企業が事態を鋭意注視している。現代(ヒョンデ)自動車、起亜自動車、韓国GM、双龍(サンヨン)車など完成車企業は主に現代グロービスと欧州系ユーコー・カーキャリアーズを通じて輸出する。だが自動車部品はコンテナ船で積み出す。韓国GMの関係者は「GMがグローバルアウトソーシングをしているので一部の部品調達に支障が出る可能性がある」と話した。

  精油、化学、鉄鋼はバルク船やタンカーを主に利用するため相対的に影響は大きくない。だが急に代替船舶を探さなければならない場合、運賃が高くなる恐れがあるというのが負担だ。韓国海洋水産開発院は韓進海運の退出で国内の輸出入荷主がこうむる被害(追加運送費)を年4407億ウォンと推定した。

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