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【コラム】地下鉄2号線、韓国人の情熱に出会う場所

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.09.01 11:20
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休暇を終えた人々が次から次へとソウルに戻ってきている。韓国人は、休暇期間にしばらく休んでいた人生の輪を、再び熱心に回し始めるのだろう。私の考えでは「熱心に」という単語は、韓国人が生き方を圧縮的にうまく表現するようだ。

数日前に地下鉄2号線に乗った。環状線なので乗換駅が格別に多い。それで2号線に乗るとソウルに住む人々の類型にほとんど会える。私のそばの席に座ったおばさんが、熱心にスマートフォンでカカオトークをしている。トークの内容が目に映った。

 
「ピアノのレッスンに行ってきた?」「○○」。「今テコンドーの授業から戻ったの?」「はい」。

問答を見ると子供とチャットしているようだ。ところで突然「あの子供はどうやって一日に互いに性格の違うことをああやってできるのだろう」という疑問を持った。チャットをしてみると私はすぐに目がくらむようで疲れる。ところが隣の席のおばさんは、チャットを終えるとすぐにスマートフォンから検索サイトに入って中国語の単語を熱心に勉強し始めた。

建大入口(コンデイプク)駅が近づくと、おばさんは降りる準備をした。何でも熱心にうまくやっているような彼女の姿を見ながら、なぜか私が人生で失敗しているという感じを受けた。なぜなら、こうした韓国人のおばさんは数え切れないほど多いからだ。

外国人は何でも熱心にする韓国人の文化を農耕文化で説明する傾向がある。だが西欧の農耕社会では、熱心にできることを1つだけ選んで残りの仕事は適当にゆったりとやっていた。人の体と心も休まなければならないという考えのために、すべてのことに力を注ぐことはなかった。

ところが韓国では、仕事だけでなく遊びも熱心にするようだ。宵の口から夜遅くまで2次3次と続く韓国の夜文化に適応するには強靭な体力が必要だ。仕事と遊びにどちらも集中できる韓国人の力は果たしてどこから来るのだろうか。

こうした考えをしている間にも地下鉄2号線は走り続ける。再び地下鉄の内部を見回すと、同じ車両に乗った人々が、私を除いて誰もが何かを熱心にしている。

突然、父を思い出した。父は韓国と近いロシア沿海州で暮らしていた経験がある。父は沿海州の林の中で掘る自然の人参が高くて体にもとても良いと言っていたことがある。疲れた体を回復させる高麗人参や紅参をたくさん食べるので、韓国人は熱心に生きられる体力を得るのだろうか。

今日も地下鉄2号線は走り続け、韓国の人々はその中で依然として何かを熱心にやっている。何もせず、そのまま座っているのは私だけだ。地下鉄に乗る間、私の時間だけが地下鉄中で止まっているという感じがする。

ほかの人々に遅れないようにするなら韓国では2号線に乗るべきだと思いながら、今日も列車から降りる。

イリーナ・コルグン韓国外国語大学教授(中央SUNDAY第442号)

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