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「腐敗権力と戦争」叫んだ元検事の慶南知事…20年後には容疑者に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.08 16:42
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「腐敗した政治権力との戦争をもう一度行ってみたかったが志を成し遂げられず残念だ」。

1995年10月。41歳の洪準杓(ホン・ジュンピョ)検事が検察を離れる時に残した言葉だ。検事時代に肝っ玉の座った捜査で「砂時計検事」と呼ばれた彼が、20年ぶりに検察庁舎に戻る。今度は容疑者の身分で後輩検事たちの前に座ることになった。実家ともいえる検察と「戦争」を行わなければならない状況だ。

 
京南企業の関連疑惑特別捜査チームは8日午前10時、慶尚南道(キョンサンナムド)の洪準杓知事を召還する。成完鍾(ソン・ワンジョン)元京南企業会長が残したメモに登場する8人の中の初めての調査対象者だ。洪知事は2011年6月、ハンナラ党代表選挙戦を前に成前会長から1億ウォンを受けとった容疑を受けている。捜査チームは洪知事側が組織的に「合言葉」などの証拠隠滅を図ったとみて洪知事に拘束令状を請求する案も検討中だ。

お金を渡した者と指定されたユン・スンモ(52)元京南企業副社長を懐柔した疑いをかけられているキム・ヘス元青瓦台(チョンワデ、大統領府)政務第1秘書官(58)はすでに検察の調査を受けた状態だ。懐柔当時の状況が録音されたファイルも確保した。捜査チームは洪知事を相手に▲成前会長の金1億ウォンを受けとったのか▲証拠隠滅を指示したのかなどを集中調査する計画だ。洪知事は検察出頭を翌日に控えた7日、休暇を出して出勤しなかった。チョン・ジャンス慶尚南道秘書室長はこの日午前に記者たちに会って「今日一日休暇を出すとたった今、連絡を受けた」と伝えた。しかしチョン室長は洪知事が検察の召還に備えるために休暇を出したのか、洪知事が現在どこにいるのかなどに対する質問には「分からない」と答えた。

検事出身の洪知事を相手にしなければならない捜査チームも緊張している様子だ。捜査チーム関係者は「卓越した捜査力で名高かった洪知事を調べるのは容易ではないようだ」として「陳述と物証を手硬く構成して容疑の立証に臨む」と話した。

洪知事は88年ソウル鷺梁津(ノリャンジン)水産市場経営権強奪事件の捜査に続き91年に組織暴力団を大挙拘束して注目を浴びた。金泳三(キム・ヨンサム)政権がスタートした93年にソウル地検強力部検事だった洪知事は、いわゆる「スロットマシン事件」を担当して「第6共和国の皇太子」と呼ばれた朴哲彦(パク・チョルオン)元体育青少年部長官を逮捕しスター検事へと浮上した。

洪知事の活躍像はドラマ『砂時計』の主人公検事(パク・サンウォン扮)として再誕生し、彼には「砂時計検事」というニックネームがついた。95年に検察を離れて政界入りした彼は4選議員で与党代表、慶尚南道知事に当選して次期大統領選挙候補者として議論されるなど順調なコースを走ってきた。

そんな洪知事が「成完鍾リスト」で失墜する危機に置かれたのだ。今回の事件は、自身が捜査したスロットマシン事件と似た部分が多い。当時スロットマシン業界の“大物”だったチョン・ドクチン氏から税務調査の宥和請託と共に5億ウォンを受けとった容疑で捜査を受けた朴哲彦元長官は「配達事故」だと主張した。だが洪知事は「わいろ事件の80%は物証がない」として朴元長官を拘束起訴した。

ところが今度は洪知事が物証がないという主張をしている。彼は特にユン・スンモ元副社長が配達事故を出した可能性に言及して防御膜をはっている。洪知事が8日、検察の調査で自身を固く締めつけてくる「疑惑のなわ」をほどくことができるのか注目されている。

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