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【コラム】低物価の長期化がもたらす悪夢=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.27 10:12
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消費者が今後長期間にわたり物価がほとんど上がらないと思うならば、今の生活が苦しい状況で不要不急な消費は最大限後回しにしようとするだろう。これは消費をより一層萎縮させるものであり、企業の生産不振もさらに深刻化して収益性も悪化するだろう。企業の立場としては消費が萎縮すると予想されれば投資を増やそうとはしないだろう。

企業の実績悪化と投資減少は雇用不振を招き、家計は雇用不安によって消費をより一層減らそうとする。また韓国だけでなく世界的に需要が振るわない状況なので輸出改善を期待することも難しい状況だ。消費と企業実績が振るわなければ政府の税収が減少し、これは政府支出の減少につながる恐れがある。すなわち低物価が持続すれば景気がより一層鈍化する悪循環の過程に入りかねないということだ。

 
また低物価が長期化する場合、ここから脱却する政策があまりないという点も問題だ。基準金利の引き下げのような通貨緩和政策を施行しても、消費と投資が増えない流動性のわなに陥る恐れがある。すでに韓国経済が流動性のわなにはまりこんだという主張も提起されている。家計の可処分所得のうち実際の消費支出比重を示す平均消費性向が下落し続ける傾向を見せており、昨年10-12月期には関連統計が作成された2003年以降の最低値を記録した。

このように需要不振によって低物価が長期間持続する場合には、経済活力が下がりながら徐々に成長潜在力が落ちる結果があらわれる可能性がある。

今からでも初めて経験する長期低物価に対する徹底した準備が必要だ。家計と企業は過去の慣行から脱却して新たな経済状況に合うよう支出や投資、借金を含めた資産管理などの経済活動に関連した全般的な側面で合理的な基準を再確立する必要がある。政府は短期間に景気を活性化することよりは、長期的な見解で韓国経済の構造を改善していくことに重点を置かなければならない。構造を改善していく過程は大変だが、これに成功すれば韓国経済はワンランク成熟するだろう。

クォン・ソンジュ企業銀行長


【コラム】低物価の長期化がもたらす悪夢=韓国(1)

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