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【コラム】日中露、帝国への郷愁を超えて世界平和の具現を(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.14 10:22
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このように往年の強大国が21世紀の国際政治の不安定に苦しめられることになったのは何よりも中国が超強大国に急浮上してもたらされた世界の勢力図の揺れのためだ。数千年にわたりアジア大陸の中原を占め政治的・文化的・軍事的覇権国家として君臨した中国は、150年にわたり帝国主義勢力から深刻な侮辱を受けた末に再び超強大国の位置に登り詰めた。習近平主席がチャイニーズドリームを夢見ているならあまりに当然のことではないだろうか。ただしその大きな夢が過ぎた日の帝国に対する郷愁ではなく世界化時代にふさわしい普遍的・平和的な正義実現の旗手となる、孫文が強調した天下為公を実現する大国の夢であることを国際社会は期待するだけだ。

20世紀は明らかに米国の世紀だった。2回の世界大戦と東西冷戦を勝利に導いた米国は政治・軍事・経済・文化すべての面で世界唯一の超強大国として21世紀を迎えた。しかし2001年の同時多発テロ、2008年の金融危機、2013年の議会政治破綻が引き起こした政府機能停止に象徴される国力の相対的低下により、国際政治多極化時代のドアを開けることになった。世界第2の経済大国に浮上した中国を意識したようにオバマ大統領が外交安保の焦点をアジアに移す戦略的方向転換を決めたことは世界史の流れに順応する適切な選択であることに間違いない。ただソ連と対立した冷戦時代の習性におぼれた米国世論がその時代のソ連と現在の中国を同じ競争相手と認識する間違いは警戒しなければならない。

 
まず地政学的次元で見る時、ソ連は欧州の辺境だったのに比べ中国はアジアの中心に位置した大国であることを留意しなければならない。それよりも中国の浮上は理念の対決時代ではなく市場の世界化時代に進んでおり、市場化は開放化を伴い、これは世界の新たな平和秩序を米国と中国がともに作っていけるという信頼を持たなければならないだろう。そうした夢がまさにアメリカンドリームではないだろうか。

李洪九(イ・ホング)元首相・本社顧問


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