【コラム】中国の小米には「韓国大米」で応酬を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.28 13:36
韓国政府が3カ国(中国・ベトナム・ニュージーランド)とそれぞれ結んだ自由貿易協定(FTA)が20日、同時に発効された。これで韓国は2004年のチリを皮切りに累積14件(52カ国)のFTAを締結した国になった。それだけ経済領土が広くなったが、韓国の3農(農村・農業・農民)は巨大な宿題に直面している。開放化の大勢の中で、どのようにして生き残るかという問題だ。
一般的にFTAが発効されれば、韓国のように製造業中心の国は工業製品を生産する産業界が概して恩恵を得て、農水産物を生産する農漁民や畜産農家が打撃を受けると言われている。このため政府が韓中FTA被害対策の1つとして1兆ウォン規模の「農漁村共生協力基金」をつくるとしながら「準租税」議論も熱い。