「大統領は高級伝統文化を知らせる国家代表セールスマン」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.05.28 17:08
近いうちに青瓦台(チョンワデ、大統領府)の晩餐で、朴槿恵(パク・クネ)大統領が韓国の伝統酒で乾杯する姿を見られるだろう。“韓食グローバル化伝導師”趙太権(チョ・テグォン)広州窯代表がアイデアを出した。先月30日付の中央日報に「青瓦台の晩餐、ノンアルコール? NO!」と題した趙代表の寄稿が掲載された。要旨は「青瓦台の晩餐では、ノンアルコールではなく、私たちの文化商品や伝統酒1、2杯でも消費してほしい」ということだった。朴大統領が飲酒を好まないため青瓦台の食卓から酒類が徐々に消えつつあるという報道が、寄稿の背景になった。
趙代表は「青瓦台を私たちの文化の優越性を公開的に誇れる伝統文化展示場にする必要がある」とし、いわゆる「青瓦台マーケティング」の必要性を主張した。趙代表が運営する陶磁器会社の広州窯は高級蒸留式焼酎「火堯(ファヨ)」を生産している。寄稿が掲載された後、青瓦台から趙代表に連絡があった。「青瓦台の夕食に伝統酒を使うのがよいという点に共感するが、どんな酒がよいのか分からない」ということだった。現在、青瓦台は趙代表の助言を受け、韓国伝統酒振興協会から伝統酒8酒類を推薦を受けて検討中だ。