韓経:韓進海運発「貨物の離脱」現実化…韓国港湾の物流量5.8%減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.27 10:02
先月の全国の港湾の物流量が1年前より5.8%減ったことが分かった。釜山(プサン)港の積み替えコンテナの処理実績も4.4%減少した。一方で世界各地のほかの主要港湾の物流量は概して増加傾向を見せた。韓進(ハンジン)海運事態による積み替え貨物の釜山港離脱が現実化するのではないかという憂慮が大きくなっている。
海洋水産部は今年8月に全国の貿易港で処理した港湾物流量が1億1445万トンで前年同月対比5.8%減少したと26日発表した。5.8%の減少は今年に入ってから最も良くない実績だ。コンテナ(マイナス0.7%)と非コンテナ(マイナス8.7%)の貨物がいずれも減った。港湾別には光陽(クァンヤン)港(マイナス11.4%)、平沢(ピョンテク)・唐津(タンジン)港(マイナス11.1%)、仁川(インチョン)港(マイナス11.0%)の順で減少幅が大きかった。