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韓国のインスタントラーメン…100カ国に輸出する食品韓流の主役に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.25 10:54
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農心は昨年韓国のインスタントラーメン市場トップ10に「辛ラーメン」「安城湯麺」「ノグリ」「チャパゲティ」などを含め7製品が入った。(写真=農心)
インスタントラーメンは安い食べ物というイメージはあるが立派な食べ物だ。韓国人には「ソウルフード」としてこの半世紀をともにしてきた。人にはそれぞれ好みのラーメンがある。「ぴりっとした辛ラーメンが最高だ!」「太い麺のノグリが良い!」など好みにより多様な嗜好が存在する。

農心が現在韓国市場で販売しているインスタントラーメンは60種余りだ。農心は1965年の創業から多様な製品群を構成し国民の食欲を満たしてきた。昨年韓国のインスタントラーメン市場トップ10に農心は「辛ラーメン」「安城湯麺」「ノグリ」「チャパゲティ」などを含め7製品を上げた。

 
農心の最も代表的なラーメンは断然1986年に発売された「辛ラーメン」だ。「辛ラーメン」は韓国人が好む辛い味を求めて作った農心の傑作だ。「辛ラーメン」の辛い味は発売と同時に全国民の食欲をひきつけ、91年から韓国のインスタントラーメン市場で1位の座に上がることになった。

いまでは100カ国余りに輸出され食品韓流の主役になった。香ばしい味を好む人たちは「安城湯麺」を主に求める。83年に発売された安城湯麺は田舎の市場のウゴジ汁の味をモチーフにした製品だ。農心はテンジャンと牛肉をベースにしたインスタントラーメンを開発し、農耕文化の中で形成された韓国人固有の情緒まで盛り込もうとした。

「ノグリ」は太くてこしの強い麺とすっきりした海鮮スープを好む人が求める。82年に発売された韓国初のうどんタイプのインスタントラーメンで、韓国産昆布を入れて栄養を生かし、たっぷりの具材まで加え食べる楽しさを付与した。いまもインスタントラーメン市場で5位以内に入る長寿ヒット製品だ。農心が84年に発売した「チャパゲティ」は国民的人気料理のチャジャンミョンをインスタント製品にした。たっぷりの具材と濃い目のチャジャンの風味を生かした。

「日曜日は私がチャパゲティ料理人」という広告コピーとともに週末の特別メニューとして位置づけられ現在までその人気が続く。

さらにおいしいインスタントラーメンを作るための農心の努力は続いている。これまでのインスタントラーメンが市中のある食べ物の味を再現した製品だったなら、いまでは農心が50年間に積み重ねた技術力でもとの料理に劣らない味と品質の新製品を発表している。

代表的な製品が昨年発売した「チャワン」と「マッチャンポン」だ。農心は製麺からスープ製造まで先端技術を使い、中国料理店のチャジャンミョンやチャンポンと比較しても引けを取らない味と品質の「チャワン」と「マッチャンポン」を発発売した。これにより昨年のインスタントラーメン業界には中華風ラーメンブームを起こしたりもした。

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