【コラム】権力の「青年の怒り」集め=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.06 09:59
労働改革は妥協の舞台だ。今は権力の決断の舞台だ。労使政の交渉は補助手段だ。労使政委に依存してはいけない。政府主導の正面勝負が緊要だ。朴槿恵政権は民心の中に入らなければならない。長官や青瓦台首席がみな出なければならない。与党と協調しなければならない。革新の動力は、国民の共感と同行だ。国政の前進は民心と共にすることだ。オバマ米国大統領の改革ドライブは功を奏した。任期末のレームダックの雰囲気は押し出される。その推進力の土台は、国民の説得と参加だ。
労働市場の革新過程は、曲折と反転だろう。それは執念と一貫性を要求する。だが公職者の意志は不十分だ。雇用創出の形態はさまざまなものだ。規制緩和は企業に活力を入れる。採用人材が増える。だが規制のかたまりは減らない。規制は官僚の権力だ。労働改革は民労総の支配秩序を打ち破ることだ。公職者は、自分の権限を減らさなければならない。改革は率先垂範でスピード感を出す。