ミズーリ黒人青年がまた銃撃死亡…暴力デモの拡大が懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.21 08:55
米国ミズーリ州ファーガソン市近隣で警察銃撃によって黒人青年が死亡する事件が新たに発生した。CNNなど外信は19日午後12時30分ごろ(現地時間)、ファーガソン市から6キロ程度離れたセントルイス市中心街で23歳の黒人男性が警察2人の銃に当たって現場で死亡したと報じた。亡くなった黒人男性はコンビニエンスストアでエネルギードリンクとペストリー袋を持ち出して窃盗の疑いをもたれていた。この男性は、申告を受けて出動した警察にナイフを手に近付いている間に銃に撃たれた。
セイトルイス警察局長は「容疑者は、刃物を下ろせという警察の度重なる命令に従わず、『俺を撃ち殺せ』と叫んで警察に接近した」と発表した。事件直後、現場には100人余りの市民が集まり、警察の銃撃に抗議した。今回の事件が第2のファーガソン事態に飛び火するかもしれないという懸念の中、現地警察は市民に発砲状況を説明しながら事態沈静化に乗り出した。