ソウル大教授、海外ジャーナル掲載の論文を捏造

ソウル大教授、海外ジャーナル掲載の論文を捏造

2010年07月13日08時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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   ソウル大工学部の教授が海外学術誌に掲載した論文が虚偽資料を根拠に書いたことが明らかになり、該当論文が取り消される見込みだ。

  ソウル大研究真実性委員会は12日、「化学生命工学部のシン・ギュスン教授が学術誌『ネーチャーマテリアルズ』に発表した『孤立構造で高分子運動性増加』と題した論文が、虚偽のデータをもとに作成されたことが確認された」と明らかにした。

  ソウル大はこの事実を該当ジャーナルに通知する。大学側は虚偽と確認された研究資料が論文の核心的な部分であるため、学術誌出版社が論文を取り消す可能性が高いとみている。米科学専門誌「サイエンス」が06年に黄禹錫(ファン・ウソク)教授の論文2件を取り消して以来、海外ジャーナルがソウル大教授の論文を取り消したことはなかった。

  昨年6月、研究真実性委は「シン教授の論文が捏造されたとみられる」という匿名の情報提供を受けた。委員会は情報提供の内容が具体的で信憑性があると判断し、論文の検証に入った。

  シン教授は、プラスチック材料を構成する高分子物質が数十ナノメートル(1nm=10億分の1メートル)の小さな空間に置かれれば広い空間にある場合よりも速く動くという研究結果を発表していた。この研究は空間が広いほど動きやすいという一般的な学説とは違い、国内外で注目を集めた。

  委員会は専門研究機関2カ所に依頼し、シン教授の方式と同じ実験を実施した。しかし2カ所ともにシン教授の研究結果を導き出せなかった。

  シン教授は委員会に原資料を公開できなかった。シン教授は委員会側に「原資料はアクシデントでコンピューターから削除された。研究の結果は再現できる」とし、2度にわたり異議を提起した。しかしシン教授は最終審議日まで実験を再現して出すことができなかった。

  中央日報はシン教授の反論を聞くため連絡を取ったが、電話はつながらなかった。ソウル大はシン教授の論文捏造を総長に報告し、懲戒委員会を開く予定という。

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