853億ウォン投入された月尾銀河レールが結局廃棄…責任はだれが負う?

853億ウォン投入された月尾銀河レールが結局廃棄…責任はだれが負う?

2016年09月27日10時01分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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2010年月尾銀河レール試験運営当時の様子(写真=中央DB)
  手抜き工事議論が起きた月尾(ウォルミ)銀河レールが結局廃棄される。

  2008年に華麗な祝砲とともに「韓国初の都心観光用モノレール」のタイトルを付けて登場した月尾銀河レール。広報映像で車両は運転士もおらずに空中を浮かぶようだった。だが2016年に月尾銀河レールは手抜き工事により屑鉄のかたまりに転落した。

  月尾銀河レールに投入された事業費は総額853億ウォン(78億円)。失敗の原因としては工事期間が不足した状況で行事進行のために無理に工事を進めた点が主原因に挙げられる。

  施工便宜のために単一杭現場打設方式を選択したが、橋脚163個のうち59個を測量した結果、実際の位置と設計図面上の位置の誤差は39~999ミリメートルあり、許容誤差の15ミリメートルを大きく超えていたことがわかった。

  また、遠心力強化のための「カント」も設置されなかった。衝撃を吸収する緩和曲線は曲線区間34カ所中3カ所だけ設置された。

  事故が起きるのは当然のことだった。2010年の試運転中に案内輪の破裂事故が5回発生した。同年8月には破損した案内輪が路上の通行人に当たり人命被害も発生した。

  数百億ウォンの予算が虚空にまかれたが責任を負う人はない。月尾銀河レール事業遂行機関である仁川(インチョン)交通公社職員8人が警告など懲戒を受けたのがすべて。

  仁川平和福祉連帯のイ・グァンホ事務局長は「経済性が立証されてもいない事業を無理に推進し巨額の血税を浪費したのにこの責任を負う人はいない。大型事業推進時は政策実名制を施行し公務員の責任ある行政ができる制度的装置を構築しなければならない」と主張した。

  月尾銀河レールの車両と軌道は撤去されるが4つの駅と橋脚構造物は維持され観光用小型モノレールとして生まれ変わる予定だ。月尾銀河レールは定員70人だったが、新しいモノレールは8人乗りの小型車両で作られるという。
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