ポスト平昌の核心は韓米同盟…「誤解と不信解くのが最優先」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.28 10:18
米朝対話を始めるための事前措置をめぐっても韓米間の温度差が感知される。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日に青瓦台で中国の劉延東副首相と会い、「米国は対話のハードルを下げる必要があり、北朝鮮も非核化の意志を見せるべきだ」と述べた。これについて青瓦台高位関係者は27日、「前提を100%敷いて行けば会うこと自体が難しい。対話条件で互いに公式に譲歩できる部分があるならば対話がさらに順調ではないかという次元」と話した。
だがトランプ米大統領は26日、「北朝鮮が対話を望んでいるがわれわれはただ適切な条件の下だけで対話することを望む。そうでなければ対話しないだろう」として既存の立場を再確認した。米国政府内で北朝鮮との対話に最も積極的だったジョセフ・ユン国務省対北朝鮮政策特別代表が退任するのも尋常ではないという観測が外交街では出ている。
◇北の「対話」は非核化ではなく核軍縮