【社説】復活祭が2017年の韓国に与えるメッセージ(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.04.16 13:06
きょうは復活祭だ。復活は「神国」(神が直接治める国)とともにカトリック、プロテスタント、正教会、聖公会などキリスト教信仰の核心だが、キリスト教徒すら信じるのが難しいのが復活だ。今日の相当数の進歩的なキリスト教徒は「信じても奇跡・復活のような非科学的なことは除いて信じよう」と主張する。初代キリスト教会でも似た主張があった。
使徒パウロは『コリントの信徒への手紙一』で「復活は信じられない」という人たちに向けこのように話した。「キリストが死んだ者の中から生き返られたということをわれわれは伝播しているが、みなさんの中である人は死者の復活はないと言うのはどうしたことですか」「もしキリストが生き返られなかったならみなさんの信仰は無駄なものです」。