プロ野球オリックスの李大浩（イ・デホ）がオールスターのホームラン競争で昨年に続く優勝に失敗した。

李大浩は２０日、神宮球場で開かれたプロ野球オールスター第２戦に先立ち開催されたホームラン競争に出場した。ホームラン競争は一定の条件を備えた選手のうちファン投票によって出場選手が決まる。パ・リーグとセ・リーグからそれぞれ２人ずつが選ばれるが、李大浩とともに中田（日本ハム）、ブランコ（ＤｅＮＡ）、バレンティン（ヤクルト）の４人が出場選手に選ばれた。

李大浩は日本進出初年度の昨年のオールスター戦ホームラン競争でバレンティンを６対０で下し優勝している。今回もホームラン競争優勝への期待感は高かった。だが、準決勝でブランコを超えられず決勝進出に失敗した。李大浩は準決勝でブランコに３対６で敗れた。結局ブランコが、中田を６対５で下して決勝に進出したバレンティンを２対１で破り優勝した。

一方、李大浩は前半期にチームが行った８２試合すべてに出場し、パ・リーグ打撃６位（０．３０９）、最多安打８位（９４本）、本塁打７位（１６本），打点同率８位（５２点）、長打率６位（０．５１３）、出塁率５位（０．３８５）など、盗塁を除く攻撃全部門に名前を上げる猛活躍を見せた。