韓進一族に重なる悲劇…経営権剥奪に会長は持病で死去
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.08 11:35
韓進家に悲劇が重なっている。韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が8日未明(日本時間)、米国現地で持病のため亡くなったことが確認された。
趙亮鎬氏は先月、グループの核心系列会社である大韓航空社内理事職の再任に失敗して経営権が不安定な状況だった。これに先立ち、趙亮鎬氏の弟である趙南鎬(チョ・ナムホ)韓進重工業ホールディングス会長は韓進重工業の社内理事職から退いて経営権を失った。韓進グループ創業者である故趙重勲(チョ・ジュンフン)会長の長男と次男が相次いでグループ核心系列会社の社内理事職から離れることになった。
趙亮鎬氏は先月27日に開かれた大韓航空株主総会で社内理事の再任に失敗した。グループの核心系列会社である大韓航空の経営権を剥奪されたのだ。大韓航空株主総会2日後の先月29日、ソウル龍山区(ヨンサング)ナミョンビルで開かれた韓進重工業株主総会では趙南鎬氏が社内理事の再任に失敗した。この日の株主総会で、韓進重工業理事会は趙南鎬氏を社内理事に推薦しなかった。経営失敗に伴う結果だった。趙南鎬氏は2013年に韓進重工業代表理事職から退いたが、今年まで社内理事職を維持していた。