【社説】また居眠り運転によるバス事故…安全対策は口先だけ?=韓国

【社説】また居眠り運転によるバス事故…安全対策は口先だけ?=韓国

2017年07月11日08時46分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  あきれる居眠り運転事故がまた発生した。公開されたブラックボックス映像は「凄惨な」光景そのものだった。数日前、京釜(キョンブ)高速道路上り線の良才(ヤンジェ)IC付近を走っていた広域急行バスは先に走っていた乗用車に突っ込んだ。バスは乗用車を敷いて走った末に立ち止まった。乗用車は紙のようにつぶれてその中に乗っていた50代夫婦が死亡した。他の車両6台も連鎖追突事故を起こして16人がけがをした。昨年7月、42人の死傷者を出した嶺東(ヨンドン)高速道路蓬坪(ボンピョン)トンネルの観光バス事故と同じだった。

  今回、事故を起こした運転者は「疲れがたまってうとうとしてしまった」と認めた。事故バスは京畿道烏山(キョンギド・オサン)とソウル舎堂洞(サダンドン)を行き来する広域バスだ。運転者は事故前日の午前5時に始発を始め、午後9時5分終発まで15時間程度を運転して0時ごろに退勤した。事故当日には午前7時15分に車を運転するために早く出勤したという。1日に18時間近く長時間労働をしているわけだ。同僚運転者は1回の運行時間が2時間を超えれば15分間休憩を取ることになっている規定も守られていないと主張した。

  高速道路での居眠り運転は致命的だ。韓国道路公社によると、ここ5年間2241件の事故が発生して414人が死亡した。致死率が18.5%で、スピード違反による事故の2.4倍に達する。今年5月にも嶺東高速道路屯内(トゥンネ)トンネルで高速バスの居眠り運転により4人が死亡した。国土交通部は事故が起きるたびに「特別点検」など口先だけで終わるのではなく、実効性のある対策を打ち出す必要がある。大型バスの「デジタル運行記録装置」を点検するのがその始まりだ。運転者の「休憩権」を保障したかどうかをすぐ把握することができるだろう。直ちに首都圏の200広域バス路線から点検することが必要だ。さらに、大型トラック・バスの補助走行装置の普及を急ぎ、スピード違反・乱暴・飲酒・居眠り運転に対する取り締まりも強化しなければならない。間もなく休暇シーズンだ。高速道路の悲劇がこれ以上あってはならない。
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