「空飛ぶクルマ」競争にトヨタも挑戦状(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.16 09:15
欧州では交通渋滞問題を解決するために空飛ぶクルマの開発が始まった。米国の人口より1億7000万人多い約5億人が居住する欧州で交通混雑解消は緊急な問題だ。自動車が空を走れば道路で発生する渋滞問題を一挙に解消できる。
2011年に欧州連合(EU)は620万ドルを出資して空飛ぶクルマの開発を始めた。その後航空機メーカーのエアバスがドローンと電気自動車を組み合わせた炭素繊維素材のフライングカーを発表し、オランダで開発された量産型飛行カーのリバティーが2018年に顧客に引き渡される予定だ。スロバキアのベンチャー企業エアロモービルは「エアロモービル3.0」を2014年に開発し、今年から予約を受けている。
各国がフライングカープロジェクトに取り組んでいる背景は電気自動車と自動運転車の技術発達と関連がある。