LNGで進むタンカー、現代重工業が世界に先駆け建造(2)

LNGで進むタンカー、現代重工業が世界に先駆け建造(2)

2017年03月21日10時55分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  LNG燃料推進タンカーを作るためには、一般LNG推進船よりも高度化された技術が求められるというのが現代重工業側の説明だ。これまでLNG推進のLNGタンカーを建造した事例はあるが、石油タンカーを作る試みがなかったのはこのためだ。

  LNG燃料推進タンカーは、一般タンカーよりも初期投資費用がかさむ。だが、ソブコムフロットは船舶の燃料費など運営費用を減らすことができ、長期的には利益になることを期待して発注に踏み切った。アフロマックス型に続き超大型原油タンカーである31万トン級VLCC(Very Large Crude Oil Carrier)もLNG推進船に発展する可能性がある。

  発注されたLNG推進タンカーは、従来の燃料に比べてSOx排出を90%以上、窒素酸化物(NOx)排出を80%以上、二酸化炭素(CO2)排出を15%以上減少させることができる。エンジンで発生する騒音も半減させることができる。船舶の建造を行う現代三湖重工業は「業界で初めてLNG推進大型タンカーを受注することによってエコ船舶市場で技術力を立証した」とし「環境規制の強化でエコシップに対する需要増が期待される状況で、技術力をベースに受注にさらに弾みをつけたい」と話した。

  一方、今回の受注はこれまで現代重工業がロシアと築いてきた緊密な協力関係によって成就したとも言われている。ソブコムフロットは1989年に初めて発注してから現在まで、合計65隻を発注した現代重工業の得意先だ。ロシア政府は造船所の現代化を推進して先進技術力を保有している現代重工業と協力関係を維持してきた。今後、現代重工業は極東造船所傘下のズベズダ造船所の船舶建造を支援していく予定だ。

LNGで進むタンカー、現代重工業が世界に先駆け建造(1)
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