「金利政策はタイミング」…利下げについて含み持たせた韓銀総裁(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.11 10:52
最近、政府が景気「楽観論」を持ち出したことで金利凍結時期が長引くとの分析も提起されている。朴槿恵(パク・クネ)大統領が今月7日、首席秘書官会議で「韓国経済にプラスの面もある」と述べた。柳一鎬(秘書室ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官も同日、部署内の幹部会議を通じて「春は来ている」と述べ、韓国経済の肯定的な面を強調した。「政策金利を引き下げて政府の浮揚策を支援しなければならない」という論理がかすんできたのだ。
金融統制委員の人事も変数になりうる。金融統制委員7人中4人の任期が来月20日で終了する。4月の金通委は、彼らの任期満了一日前である19日に開かれる。弘益(ホンイク)大経営学部のチョン・ソンイン教授は「既存の金融統制委員が金利凍結基調を変えるのは難しい」としながら「この事案を新メンバーに託す可能性がある」と述べた。