国防部が韓国殉国烈士の日（６日）に合わせて、今まで使ってきた中国製の太極旗を韓国製に交換することにした。

国防部当局者は３日「調達庁から納品されて使っている太極旗が中国製だという事実が先月の点検で確認された」として「軍と太極旗の象徴性を考慮して、すべての太極旗を国内製と交換することにした」と明らかにした。

国防部は調達庁に応札して、落札したＪ社とＥ社から昨年と今年にそれぞれ９１２６枚（１億５８００万ウォン）と１万５５７４枚（２億２８００万ウォン）の太極旗を納品してもらい使用している。韓国軍が使う大部分の太極旗が中国製ということになる。

Ｊ・Ｅ両社はコスト削減のために中国製の太極旗を納品していたことが明らかになった。中国製は１枚あたり１万４６００ウォンほどだが国内製は９倍程高い１３万８０００ウォンだ。国防部は、行政機関は原則的に調達庁から普及される太極旗を購入して活用するようにしている首相訓令に従ったもので法的に問題はないとの立場だ。だが国民感情を考慮すると、韓国軍が中国製の太極旗を使うのは問題があると判断して国内製の太極旗に交換することにした。当局者は「予算が追加でかかっても国内製の太極旗を使用することにした」として「護国英霊の魂をたたえる韓国殉国烈士の日までに各級部隊や機関でそれぞれ交換中」と話した。