韓国・台湾FTA締結を、中国市場進出も容易に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.08 16:47
台湾の未来と両岸関係の行方を決める台湾総統選挙が馬英九総統の再選で終わった。 国民党と民主進歩党の薄氷対決が予想されていたが、56.6%対45.6%と9ポイント差をつけて国民党が勝利した。 なぜ台湾国民はまた馬総統を選択したのか。 台湾人が描く台湾の未来像はどんな姿か。 20年前に国交が断たれた韓国で、事実上の台湾大使の役割をしている梁英斌駐韓台北代表部代表に2日、インタビューを行った。
--選挙の投票率は74%だった。 1人当たりの所得3万5000ドル、人口2300万人の国で、これほど高い投票率となった理由は。
「台湾の国民は選挙を祝祭と考えている。 1996年に導入された総統直選制は、ある日突然空から降ってきたのではなく、闘争で勝ち取ったものだ。 台湾人は『法は勤勉な者の権益は保障するが、眠っている人の権益までは保障しない』という言葉をよく使う。 自分の一票で自分の未来が変わるという事実を信じているため投票場所に行く」