国家ブランド委員会が最近、李明博(イ・ミョンバク)大統領の主宰で報告大会を開き、現在、経済協力開発機構(OECD)国家のうち下位圏にある韓国の国家ブランド順位を中位圏に高める計画を発表した。 一部の海外メディアの韓国経済に対する不信感、歪曲報道などで‘コリアディカウント’現象が繰り返されるのを見ると、今後、政府レベルで韓国の経済力にふさわしい国家ブランド価値を確保するために「国家マーケティング」を本格的に展開しなければならない時期になった。
しかし国家ブランドは市場で売買する商品ブランドや企業ブランドとは違う。 これは一つの国が保有する有形・無形資産の総体であるため、国家ブランドを高めるということは、すなわち、国家の対内的・対外的基礎を改善・強化することだといえる。 こうした観点で政府が国家ブランド向上事業を主導していくうえで基本方向と原則を固めることが重要だ。