「空飛ぶクルマ」競争にトヨタも挑戦状(1)

「空飛ぶクルマ」競争にトヨタも挑戦状(1)

2017年05月16日09時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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オランダ企業PAL-Vがヘリコプターと自動車を結合して開発した量産型飛行カー「リバティー」が試験飛行をしている。約3000万ウォンの予頭金を納入すればリバティーの予約注文が可能だ。リバティーは2018年に注文した顧客に引き渡される予定だ。(写真=中央フォト)
  NIKKEI ASIAN REVIWEは14日付の記事で「空飛ぶクルマ」の開発に乗り出した有志団体のカーティベーターにトヨタが支援することにしたことを重点的に報道した。

  カーティベーターは2020年の東京五輪開催前に車両開発を完了し、車が飛んで聖火に点火することを目標にする。NIKKEI ASIAN REVIWEによるとトヨタ自動車は「未来自動車は現在の自動車と完全に異なるという考えでカーティベーターへの支援を決めた」と話した。

  トヨタは米国で滑走路不要で飛行機が離陸できるよう自動車に翼を装着する技術を開発し特許出願することもした。「エアロカー専用の積み重ねられる翼」という名前が付いたこの特許は車両屋根に特殊素材を使った一種のパネルを何層にも重ねる方式だ。飛行機が離陸する時にこのパネルが翼の役割をして車両を空中に浮揚させる。

  初期支援金額4250万円は大きな額ではないが、トヨタが空飛ぶクルマに関心を持つことになったのは米国企業の動きに刺激されたためとみられる。

  米国政府が空飛ぶクルマに本格的に関心を持ったのは2003年だ。民間企業が開発に参入できる雰囲気を作ろうとしたが、航空インフラが障害だった。衝突防止に向けた管制システムや離着陸できる滑走路などがまともに備えられておらず簡単に参入できなかった。

  問題解決に向け米国政府は2005年に次世代交通システム研究所を設立して次世代航空・交通システム(NGATS)導入を始めた。この時から空を飛ぶ車両を開発する過程で必要な高速道路認証を免除したり、試験飛行段階で必要な要件を緩和したりした。

  空飛ぶクルマに対する具体的な定義が登場したのもこのころだ。米航空宇宙局(NASA)は「地上走行が可能な小型飛行機」と区分し、空飛ぶクルマを▽自動車運転免許証で操縦でき▽時速240~320キロメートルで▽1300キロメートル以上離を恒速走行できる▽5人乗り以下の自動車――と規定した。

  政府の督励の中で米国企業は相次いで成果を出している。米マサチューセッツ工科大学(MIT)出身者が2006年に設立したテレフギアは2009年に2人乗り道路走行飛行機「ザ・トランジション」を開発し、4人乗り飛行自動車TF-Xを開発中だ。配車サービス会社のウーバーは空を飛ぶウーバーエレベーターの開発に向け2月にNASA出身者を迎え入れた。米カリフォルニア州シリコンバレーにはジーエアロ、キティホークなど6社が同様の挑戦をしている。

「空飛ぶクルマ」競争にトヨタも挑戦状(2)
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