北朝鮮核心グループの役割に変化…ナンバー2が「権力分業」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.31 10:48
崔竜海の最側近奪還を「パルチザン」(北朝鮮が主張する金日成抗日運動勢力)子孫の浮上と見る人もいる。安燦一(アン・チャンイル)世界北朝鮮研究センター所長は「金日成と親しかった崔賢(チェ・ヒョン)元人民武力部長の息子という点で『試練はあるが没落しない』という地位」と話した。金正恩の復帰後に欠かさず随行している呉日晶(オ・イルジョン)党部長は呉振宇(オ・ジンウ)元人民武力部長の息子だ。また、副総参謀長として軍の核心にいる呉金哲(オ・グムチョル)は、呉白竜(オ・ベクリョン)元朝鮮人民革命軍司令官の息子と把握される。
対北朝鮮情報関係者は「金正恩の後継権力の構築に青年組織を動員し、核心の役割をしたチョン・ヨンナム金日成社会主義青年同盟中央委員長もチョン・ジェソン元人民武力部副部長の息子」と伝えた。北朝鮮の権力3代世襲過程で核心グループも出身成分に基づいて編成されている。