【現場から】韓国は空港非正規職ゼロ、日本の空港は韓国青年アウトソーシング(1)

【現場から】韓国は空港非正規職ゼロ、日本の空港は韓国青年アウトソーシング(1)

2017年06月13日11時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  17日に釜山(プサン)商工会議所で海外就職説明会が開かれる。日本のピコットジャパンが社員10人を採用する。

  ピコットは旅客・貨物サービス、機体整備など空港関連業務に従事する労働者を派遣(アウトソーシング)する会社だ。成田・関西・中部空港などから請け負っている。今回採用された合格者はピコットの正社員として採用され、8月初めから成田空港で勤務する。青年の海外就職の道が広くなるもので喜ばしいことだ。

  ところで韓国・仁川(インチョン)空港では派遣職を正規職に転換する作業が進んでいる。先月12日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が訪問し、「公共部門の非正規職ゼロ時代を開く」と宣言した後だ。雇用安定と格差解消のためにだ。こうした趣旨に反論する人は多くない。

  ところで海外で韓国の青年が派遣職として勤務するのは良く、韓国で派遣会社の社員として働いてはいけないのだろうか。日本の派遣会社は専門企業で、韓国の派遣会社はただ請け負いで延命する中小企業程度と扱われているのが正しいのだろうか。

  最近になり韓国では派遣労働者をめぐる議論が起きている。すべての派遣労働者を元請けの正規職として受け入れるべきという要求があふれている。入社試験のような正式採用過程を踏んでいなくてもだ。企業は苦しい。人材運用の弾力性が落ちるためだ。大企業や公企業だけ苦しいのではない。派遣業者のような中小企業は従業員が元請け業者の正規職に転換されれば廃業しなくてはならない。彼らが支えて作った雇用も一緒に消える。雇用減少効果がさらに大きくなることもありえるという話だ。

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