北朝鮮核心グループの役割に変化…ナンバー2が「権力分業」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.31 10:48
北朝鮮権力の核心グループに変動が感知されている。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に随行する人物に変化が生じている。幹部の間の地位変化も表れている。足首の筋肉損傷で公開活動を中断していた金正恩が復帰(14日、労働新聞報道)した後、半月余りの間のことだ。40日間の空白期に平壌(ピョンヤン)権力にどんなことが生じたのか、韓米情報当局は追跡している。
金正恩は健康異常の前、建設現場や軍の訓練の視察に黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長や崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党書記など核心人物を多数随行させた。現場では工場の支配人や軍の司令官が出迎えた。しかし統治の一線に復帰した後は様相が変わった。北朝鮮軍大連合部隊間訓練の参観(24日報道)には崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党書記と呉日晶(オ・イルジョン)党部長が随行し、現地で黄炳瑞総政治局長が迎えた。黄炳瑞の役割が「随行」から「迎接」に変わった。新しく建てられた軍人食堂訪問を伝えた29日の労働新聞の写真でも、黄炳瑞は金正恩に随行する崔竜海を迎える側の位置に立っていた。