鉄パイプ振り回し、盾で押す…80年代に戻った光化門

鉄パイプ振り回し、盾で押す…80年代に戻った光化門

2008年06月09日18時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  8日午前1時、ソウル世宗路(セジョンノ)交差点。 「李明博退陣」を叫ぶデモ隊6000人余(警察推定)が、警察のバスを挟んで警察と対立した。 デモ隊は前日晩、ソウル市庁前広場で開かれた「72時間リレーろうそく集会」に参加した後、街頭デモを行った。

  列の先頭には鉄パイプ・角材・シャベル・槌を持った参加者が現れた. 鉄パイプは近くの工事現場から持ってきたものという。 デモ隊は鉄パイプなどで警察のバスの窓ガラスを割った。 バスの上にのぼるための鉄製はしごも登場した。 殺虫剤スプレーに火をつける姿も見られた。 ロープをつけて引っ張った警察バスは廃車のように破損した。

  警察はデモ隊に向かって消火器をまいた。 一帯が白い煙に包まれた。 数人のデモ隊は、警察バスの屋根に上がり、鉄パイプや警察から奪った鎮圧棒を振り回した。 警察はデモ隊を盾で上から押さえつけた。 興奮したデモ隊が孤立した警察をシャベルなどで10回ほど殴る姿も目撃された。

  双方の衝突で負傷者が続出した。 割れた窓ガラスの破片で警察のチェさんが目の下を切るなど、警察37人が重軽傷を負ったと、警察は明らかにした。 デモ隊も同じだった。 バスに上がって警察ともみ合った男性がバスの下に落ちて病院に運ばれた。 国民対策会議側は市民30人余が負傷した、と明らかにした。 デモ隊は世宗路(セジョンノ)を占拠しながら夜通しデモを行った。 警察は午前5時、警察1万人余を投入し、デモ隊を強制解散させた。

  ◇鉄パイプがまた登場=1カ月以上続いたろうそく集会が、デモ隊と警察の正面衝突の様相を呈した。 5月2日に集会が始まって以来、鉄パイプ・角材が登場したのはこの日が初めてだった。 警察側は「バス19台が破損し、無線機を奪われるなど、装備80点が被害を受けた」と話した。 警察は現場から11人を連行した。

  警察は主催側の国民対策会議を批判した。 ソウル警察庁の李松範(イ・ソンボム)警備部長はこの日のブリーフィングで「5日夜から始まった‘72時間集会’が不法暴力デモに発展した。 1970-80年代の暴力デモをほうふつさせた」と述べた。 李部長は「現場連行者だけでなく、資料で暴力加担者を捜し出し、司法処理する方針」と付け加えた。

  一方、国民対策会議側は「暴力事態の原因は警察にある」と対抗した。 アン・ジンゴル対策会議実務チーム長は「数人の市民が興奮し、過激な行動もあったが、根本的に警察の過剰鎮圧が市民を刺激した」と主張した。 「72時間集会」最後日の午後8時、5000人余がろうそく集会を開いた。 集会後、太平路・鍾路・世宗路を回りながらデモを行った後、自主解散した。 対策会議側はこの日、暴力デモの自制を要求しながら「平和集会」を訴えた。

  ◇10日にも衝突か=対策会議は6月抗争21周年記念日の10日に合わせて「100万人ろうそく大行進」を開催する。 386世代(90年代に30歳代、80年代に大学生、60年代生まれ)の相当数も参加する。 米軍装甲車事故で死亡した女子中学生ヒョスン・ミソンさん6周忌(13日)、南北共同宣言8周年記念日(15日)などの行事も相次いで行われる。

  保守団体も集会を準備中だ。 ニューライト全国連合・先進化国民会議・国民行動本部は10日午後、ソウル市庁前広場で5万人が参加する「法秩序守護および韓米FTA(自由貿易協定)批准要求国民大会」を開く。 国家正体性国民協議会も13日、ソウル駅広場で6・15宣言廃棄要求大会を行う。
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