「THAAD配備、国会批准推進は韓米同盟の根幹を崩す」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.16 09:09
◆「公約に縛られず国益中心の現実外交を」
中央日報・JTBCの国家改革プロジェクト「リセットコリア」外交安保分科(分科長・魏聖洛元外交部韓半島平和交渉本部長)委員は文在寅(ムン・ジェイン)政権の今後の外交安保政策について「大統領候補当時の公約に縛られず、徹底的に国益中心の現実外交をするべきだ」と提案した。
文在寅政権発足4日目の14日、北朝鮮は新型弾道ミサイル挑発を通じて事実上「マイウェイ」を宣言した。米トランプ政権は、北朝鮮との対話を相対的に好む文在寅政権に「雰囲気の醸成」が先だという点を強調し、牽制している。中国とは朴槿恵(パク・クネ)前政権の電撃的な高高度防衛ミサイル(THAAD)配備決定で深まった溝が相変わらずだ。安倍首相は11日、文在寅大統領との最初の電話協議から慰安婦合意の遵守を要求してきた。