米主要企業のCEO、昨年の平均報酬1150万ドル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.21 10:22
米国の主要企業の最高経営責任者(CEO)の報酬が2008年の経済危機以降で最高を記録した。「CEO全盛時代」が再び到来したという評価が出ている。ウォール・ストリート・ジャーナルが20日に報じたところによると、昨年米国の大企業上位104社のCEO平均報酬は2015年に比べ6.8%増えた1150万ドル(約13億円)を記録した。2014年に1140万ドルを記録したCEO平均報酬は2015年に1080万ドルに落ち、天井知らずに上昇していたCEO報酬がピークに達し増加傾向に陰りが見えたと判断された。
しかし米国の景気が回復してビジネス環境が改善され目標を達成した企業が多く、株価まで上昇するなどしてCEOの財布は厚くなった。特に株式やストックオプション形式のボーナスが多かった。分析機関であるISSは「現金ボーナスは1.4%落ちたのに比べ株式ボーナスが7.4%、オプションボーナスが3.0%増えた」と説明した。