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日本人科学者の忠告「AI研究3度目の冬は韓国に機会」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.14 13:17
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「私は幸運児だ」。

「ディープラーニングの父」福島邦彦ファジィシステム研究所特別研究員がした話だ。彼は英米圏で研究費が減り研究者が厳しい時に人工知能(AI)の基礎分野を探険した。彼は1960~70年代に機械が手書き文字を認識できる理論を開発した。彼はソウル市とKAISTが開いたグローバルAIカンファレンスに参加するため韓国を訪問中に自身は運の良い人だと言った。この話に関心が傾いた。中央SUNDAYが彼と個別に会った理由だ。

 
――社会の関心が遠くなれば研究資金も支援されにくいのではないか。

「私は幸運児だ。60年代のロボット研究は多くの限界を見せていた。ところがその当時のNHKは現在とは違い資金が多かった。研究資金の支援を受けるのは難しくなかった」

――NHKですか? 日本の公共放送でAI研究をしたというのは驚いた。

「ははは! その通り。NHKは放送局だ。私は京都大学で電子工学を勉強した後、NHK大阪支局の主調整室で働いていた。ところがある日NHK付設研究所に発令を受けた。その時個人的に抱えていたAI研究を始めた」

――放送技術研究でもなく、NHKがAI研究を認めたことが興味深い。

「研究所に出勤した初日に所長と面談した。彼が所長席の後にあるNHKのロゴを指して『あのNHKは忘れてもいい。本当にしたい研究をしてみろ!』と話した」

――NHKが中間で研究結果報告を求めたり中間点検をしなかったか。

「そのような手続きはあった。しかし最近のように研究結果を一定期間中に必ず出さなければならない状況ではなかった」

◇当時NHKはルネサンス期のメディチ家に似ていた

福島教授は「その時期のNHKはルネサンス時代のイタリア・フィレンツェのメディチ家と似ていた」と話した。メディチ家は貿易と金融で稼いだ資金を基に、すぐには利益にならない科学と芸術にも多くの資金を後援した。

――事実NHKのように遠い未来を見据えて基礎科学研究に投資する日本を多くの韓国人がうらやんでいる。

「最近は必ずしもそうではない。中央政府と地方の研究基金や企業の後援を受けようとするなら3~5年以内に具体的な研究成果が出なくてはならない。最近後輩の研究者が結果の不確実な基礎研究を進めるのが難しい理由だ。私は幸運児だった」

――研究基金と企業がいつから研究結果を重視し始めたのか。

「ずいぶん前になる。80年代中盤以降だ。日本経済が良くない90年代中盤からは結果をもっと重視し始めた。最近のNHKはAI研究に投資しているが主に2020年の東京五輪に使える技術を開発するのに焦点を合わせている。基礎より応用部門にさらに焦点を合わせている」

◇最近の日本の科学界「10年後にはノーベル賞受章厳しい」

――最近日本の科学者がノーベル賞を受章した。基礎科学投資のおかげではないか。

「最近ノーベル賞を受章した科学者は研究支援が活発な70年代前後に探求に没頭した人たちだ。当時は日本政府と企業が基礎科学研究に関心が多かった。だが最近はそうではない。最近日本の科学者が『10~20年後には日本人がノーベル賞を受章するのは難しいかもしれない』と心配する理由だ」

福島教授の研究結果はいわゆる「AIの冬」を終わらせる契機になった。冬の間AIに対する社会の関心と資金支援は大きく減った。米国と英国では研究がほぼ足踏み状態だった。だが日本では急速な経済成長のおかげでNHKなどがAI研究を支援した。福島教授は「条件のない資金が多かった時期」と回顧した。そのため日本は第2次ブーム時に世界のAI開発を主導した。

――AI研究ブームと冬が交差したのが興味深かった。なぜそうなったのか気になる。

「人間の脳をモデル化するためには高性能コンピュータなどをそろえなければならない。1950~60年代の1次ブームの時すぐにロボットのようなものが誕生すると思った。実状はそうでなかった」

――1次ブームの時の研究費は主にだれが出したのか。

「当時は冷戦の最中だった。米国防総省と中央情報局(CIA)などが資金を支援した。私が聞いたところではCIAがロシア語をすぐに英語に通訳するAIを望んだ。だが理論的には可能だったが製品化するには障害が多かった」

――小型コンピュータが可能な80年代末以降にはなぜAI研究が冬眠状態に陥ったのか。

「英国政府が財政赤字を減らすため各種研究基金の成果を再評価した。その時AI研究は資金投入に比べ成果が低いと評価された。米国でも同様の考えが広まった。再び研究費が減った」

――現在のAIブームも限界に直面するだろうか。

「その可能性はある。未来はだれもわからないが、期待と成果の間の隙間が大きい分野がAIだ。3度目のAIの冬が訪れると警告する人が少なくない理由だ」

――韓国はどうすべきか。

「AI神経生理学など基礎分野に粘り強い投資が重要だ。日本は米国や英国より遅くロボット開発に乗り出した。しかし米国など西側が研究資金を減らす時に日本は維持した。韓国も3度目のAIの冬が近づいたら機会にする必要がある。韓国政府が応用分野より基礎研究を積極的に支援すれば次期AIブームを主導できる」。



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