東レ社長「韓国への投資は成功的、10兆ウォンの産業効果期待」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.04 09:27
市場が大きくなりながら暁星(ヒョソン)と泰光(テグァン)産業、GSカルテックスなど韓国企業も進出している。日覚社長は、「東レはすでに40年前に開発に成功した製品。航空機の1次構造材では東レ製品だけが使われている。それだけ品質を認められている」とアピールした。現在東レの世界市場でのシェアは40%に達する。
最近の円安現象に対しては、「1ドル=90~105円が日本経済の体力だが、これまで過大評価された側面があった。したがって円安ではなく“円高の修正”だ」と表現した。ただ東レは製品の70~80%を海外で生産しており、為替相場の影響は大きく受けないと説明した。日覚社長は「韓国や日本の企業ともに技術開発に注力し高付加価値製品を作ることが為替相場の影響から抜け出す秘けつだ」と話した。