「韓進海運つぶれれば釜山で2300人が職失う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.01 09:22
31日午後、釜山(プサン)新港湾コンテナターミナル。コンテナを積んだトラックが休む暇もなく行き交う。クレーンでコンテナを載せたり降ろしたりする姿も見えた。ここには韓進(ハンジン)海運のコンテナを処理する韓進子会社の韓進海運新港湾がある。自社保有ターミナルだけで横1.1キロメートル、幅600メートル、面積69万4200平方メートルに達する。ターミナルにあるコンテナだけで3万個余りだ。
この日現場は奔走したが会社は心配が山積みだ。韓進海運の取扱貨物の取り消しが相次いでいるためだ。会社関係者は「先月30日の債権団会議以降31日午前まででコンテナ1470個が取り消された」と話した。これらは海外の海運会社と再契約したことが確認された。同社は2015年基準で266万TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)を処理した。このうち60%が韓進海運の取扱貨物だ。韓進海運の貨物が減れば会社従業員60人と15の協力会社の現場人材600人のうち相当数が雇用を失う危機に追いやられる。