「『文書情報提供者が特筆大書を望む』としてメディアに渡した」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.16 16:43
15日、国会本会議の緊急懸案質問で、新政治民主連合「秘線実勢国政壟断真相調査団」団長の朴範界(パク・ボムゲ)議員は「青瓦台(チョンワデ、大統領府)文書流出経過書」という文書を公開した。「BH(青瓦台)文書盗難後の世界日報流出関連動向」と題したものだ。この経過書には、「李明博(イ・ミョンバク)政権最後の青瓦台民政首席室の行政官だった2人」を文書流出者としている。現在、文書流出容疑を受けているパク・グァンチョン警正(警視正)と故チェ警衛、ハン警衛とは違う人物だ。また、文書には、2人のうち1人は政権が交代して最高検察庁犯罪情報課に復帰し、もう1人はずっと民政首席室に勤務中だという。
朴議員は「文書流出を主導した人は朴槿恵(パク・クネ)政権の中心に昇進させる力と権限も持つという趣旨の内容も経過書に書かれている」と主張した。特に3月、警察庁情報分室にいる警監級の警察官が世界日報に文書を渡しながら「情報提供者が『特筆大書』を望んでいる」と述べたという内容もある。朴議員は質問で、この経過書が大統領に報告されていない点を指摘した。