ニュージーランドに人格教育の風起こした韓国人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.28 14:16
「私の子供だけうまく育てて何をするんですか。子供の友人も含めすべての子供たちが一緒にうまくいかなければならないでしょう」。
ニュージーランドの“キロギオンマ”(注:キロギ=渡り鳥の雁、父親を韓国に残して子供の留学に同行している母親)らの集いである韓国女性ネットワーク(KWNNZ)のイ・スヨン代表(48)の話だ。2009年、5人の母親たちのお茶会で始めたKWNNZは、学校暴力予防キャンペーン、地域社会と共にするボランティア活動などでニュージーランド教育界に人格教育の風を起こしている。イ代表は「ボランティア活動によって周囲への配慮と尊重の気持ちのような徳性を、自ら悟るようにする」として「人格を強調するKWNNZのモデルが、ニュージーランド政府の政策立案にも反映されている」と話した。