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【取材日記】金正日とカストロ…同じ独裁、異なる未来

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.23 11:29
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小さな部分が時には全体を見せる。

キューバに発つ前にできた小さな悩みがそうだった。旅行者は派手な服を着たい。しかし貧しい国での派手な姿は現地の人たちに剥奪感を与える可能性もある。それが心配になった。

 
その国に到着した初日、その心配が滑稽なことであったということを悟った。きれいで青い海と空、それに似合った色とりどりの服を着た人々が見えた。老若男女の関係なく派手に着飾った服とよく磨かれた靴。キューバの人々は自分を磨いて表現するのにためらいがなかった。ある現地人は、「靴と食べ物があればまず靴を買って履き、次の日に靴を売って食糧を買う」という冗談を言った。こういう姿に「厳粛な社会主義」はなかった。

何より興味深かった点は、亡命者に対する弾圧や連座制がないという事実だった。人々は「米国に親戚がいる」という話を遠慮なくした。船に乗って米国に行こうとして捕えられれば、また戻り次の日仕事場へ向かえばそれだけだ。さらに米国に向かった若者たちの中には激しい競争に耐えられず帰ってくる者もいるという。脱北して見つかれば事実上命を差し出さなければならない北朝鮮とは比較にならない。北朝鮮とキューバはさまざまな面で似ているが、このように大きな違いがあった。

金正日(キム・ジョンイル)のわがまま外交とカストロの外交も大きく違った。「無条件で寄こせ」という北朝鮮と違い、キューバは「高級医療人材」を持って交渉をする。最近ベネズエラのチャベス大統領の骨盤のでき物手術をしたのもキューバの医師たちだ。貧しい中南米の国の学生がキューバにきて無料で医学を習う。

金正日は金正恩(キム・ジョンウン)に権力を譲る過程で延坪島(ヨンピョンド)砲撃のような挑発を敢行した。最高権力者を譲り受けたラウルが「長期執権しない」という意志を明らかにしたのとは異なる歩みだ。今年初めに激烈だった中東の民主化革命を意識した80歳の老人がした宣言としても意味はある。

古くなった権力は腐っていくものだ。その点で北朝鮮とキューバは非難を避けられない。しかし、キューバは改革・開放の動きを見せている。ここに高級人材と文化的潜在力があり発展の可能性も大きい。キューバは韓国と国交を結んでいないが、ハバナには第3国を通じて入ってきた現代(ヒョンデ)・起亜(キア)の自動車と、三星(サムスン)・LGの電子製品があちこちで見られた。キューバの未来、われわれが関心を持たなければならない主題になった。

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