行政安全部（行安部）は３日、新型インフルエンザの急速な拡散を懸念し、全国地方自治体に計画中の各種行事を原則的に中止とする指針を決めた。行安部は指針で「１０００人以上が参加して２日以上続く行事は原則的に中止とし、差し迫っている場合は延期または縮小を講じるべき」と指示した。

例外的に開催が避けられない国際的な行事や中央部処の協議を終えた行事はひとまず施行するものの、患者が発生すれば速かに中断することにした。行安部は行事を強行して新型インフルエンザ患者が発生した場合、財政的なペナルティーのほか、行事開催関係者と公務員に対して責任を問う方針だ。

これを受け、全国で各種行事が相次いで取り消される見込みだ。行安部によると、この日現在まで全国地方自治体が中止または延期した行事は６０件に達する。これは５００人以上が参加すると予想される９－１２月の行事（７７７件）の約８％に相当する。

光州（クァンジュ）広域市は世界光エキスポ（１０月９日－１１月５日）とキムチ文化祭り（１０月２３日－１１月１日）をひとまず中止とした。光エキスポは「未来を照らす光」というテーマで５０カ国余りが参加する予定で、２００満員の観覧客が見込まれていた。光州市の関係者は「市民の健康を考慮して無期限延期する」とし「来年の開催を検討している」と説明した。

京畿道楊州市（キョンギド・ヤンジュシ）も世界民俗劇祭り（９月２４－２７日）を、忠清北道忠州市（チュンチョンブクド・チュンジュシ）は世界武術祭り（９月２３－２７日）を中止にした。


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