現代自動車中国工場また止まる…4カ所の工場中断から1週間ぶり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.06 08:54
現代(ヒョンデ)自動車の中国工場がまた稼動を中断した。これに先立ち稼動を中断した中国4カ所の工場が生産を再開してから1週間ぶりだ。高高度防衛ミサイル(THAAD)報復にともなう販売不振で代金支払いが遅れたことから現地部品メーカーが納品を拒否したのが理由だ。
現代自動車が5日に明らかにしたところによると、この日中国現地合弁会社北京現代の滄州工場(4工場)の稼動がこの日停止した。空気吸入口部品を供給する長春科徳宝が先週末から納品を中断したことによるものだ。北京現代は前日まで工場を稼働していたが、この日在庫が底をついた。自動車は約2万個の部品が使われるが、このうち1個でもまともに供給されなければ車両生産は不可能だ。北京現代は先月現地納品業者である北京英瑞傑が同じ理由で納品を拒否し約1週間にわたり中国工場4カ所が全面停止していた。
現代自動車関係者は、「韓国の現代自動車は生産を、中国の合弁パートナーである北京汽車は財務を担当しており、われわれが資金を投じたくても思うようにできない状況。幸い協議がうまくいき明日からは稼動を再開するだろう」と話した。